会社を辞めたい。
最近、毎日のようにそう思う。
だからといって、勢いで会社を辞めるつもりはない。
辞めるなら、次の働き方を見つけてから。
そんなことを考えていたら、昔少しだけ興味があった「Webライター」という仕事を思い出した。
実は、Webライターという仕事の存在は以前から知っていた。
ブログを書くのは好きだったし、「文章を書いてお金を稼ぐ」という働き方にはずっと興味があった。
副業について調べてみても、未経験から始めるなら一番現実的なのがWebライターなんじゃないかと思った。
実績も作れる。
文章を書く経験も積める。
自分にはちょうどいい第一歩かもしれない。
でも、興味があったのに今まで何もしなかった。
理由はシンプル。
面倒くさかったから。
「いつかやろう。」
その”いつか”は、一度も来なかった。
でも今回は違った。
会社を辞めたい。
その気持ちが、自分を動かした。
人って、「やりたい」だけじゃ動けない。
「このままじゃ嫌だ。」
そう思ったときに初めて行動できるんだなと、少し実感した。
ということで、クラウドワークスに登録。
プロフィールを作って、気になるWebライター案件に応募してみる。
「数打ちゃ当たるべ!」
そんな気持ちで、とりあえず応募ボタンを押しまくった。
結果。
……全然返信が来ない。
「初心者歓迎」って書いてあったよね?
歓迎されている感じはまったくしない。
まあ、そんな簡単に仕事が決まるとは思っていなかったので、そこまで落ち込むこともなかった。
「どうせ数を打たなきゃ始まらない。」
そんな気持ちで、面白そうな案件を見つけては応募を続けた。
そんな中、ようやく返信が来た。
「一度オンラインでお話ししませんか?」
お、仕事の話かな。
そう思ってZoomに入る。
雑談をしながら、「フリーランスはこんな働き方ですよ」「仕事を始めたらこんな流れですよ」と説明を受ける。
話自体は普通だった。
でも、どこか違和感がある。
「他のフリーランスの仕事には興味ありませんか?」
そんな話も出てきた。
なんとなく嫌な予感がしたので、「今はWebライターに興味があります」と伝えると、そのまま面談は終了。
今思えば、何か別のコミュニティやサービスへの勧誘だったのかもしれない。
クラウドワークスって、こんな世界なのか。
案件を探しているはずなのに、仕事より”謎の面談”の方が多い。
少しだけ魔境を感じた。
とはいえ、まだ始めて1週間。
何も結果が出ていないのは当たり前だ。
Webライターになれるかどうかも分からない。
副業として続くかも分からない。
でも、一つだけ確かなことがある。
会社を辞めたいと思わなかったら、きっと今も何も始めていなかった。
会社を辞めたいという気持ちは、決して良い感情ではない。
でも、その感情があったから、ようやく一歩踏み出せた。
今の目標はシンプル。
まずは案件を一つ受けること。
会社脱出計画は、まだ始まったばかりだ。

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