会社脱出計画 #2 ライターになれる気がしない

クラウドワークスでライターの案件に応募する日々が続いている。

ここ2週間ほど、毎日2件のペースで案件を探しては応募している。面談自体は現時点で4回こなし、あと2件の予定も入っている。けれど、そこから先に進まない。「ご検討いただいた結果〜」の連絡どころか、そもそも何の返事も来ない案件がほとんどだ。返事待ちなのか、もう見送られたのか、こちらには判断のしようがない。

面談は毎回だいたい同じ流れだ。最初の20分ほどで、納品方法やマニュアル、入金についてなど業務の説明を受ける。そのあとお互いの自己紹介があって、フリーランスチームの雰囲気について聞かせてもらい、最後に「今後継続して仕事をお願いする場合、別の業務もお願いできますか」というような、長く付き合う前提の話になる。4回とも似た構成だったので、もう次に何を聞かれるかはだいたい分かるようになってしまった。それでも、その先の「合否」だけがまだ一度も来ていない。

この2週間、正直かなりの時間をこれに使っている。往復2時間半の通勤時間は、頭の中を整理しながら案件を探して応募文を練る時間にあてているし、帰宅してからも1〜2時間はX運用やブログ、noteの準備、面談のために時間を割いている。応募文も毎回使い回しているわけではなく、案件の特性に合わせて内容を変えている。伝えたいことを一度書き出してから、話す順番や言葉遣いを自分なりに整えて提出している。それだけやっても、まだ「採用」の二文字には辿り着いていない。

そんな中、気晴らしのつもりでTwitterを開くと、タイムラインには「今月〇万円稼ぎました」「初案件で高評価いただきました」という報告ばかりが流れてくる。実績がひとつもない自分からすると、羨ましいを通り越して、正直ちょっと涙目になる。

「これ、盛ってるだろ」と斜めに見てしまう自分もいる。けれど同時に、「絶対そっちに行ってやる」と自分を奮い立たせている自分もいる。矛盾しているけれど、たぶんこれが本音だ。

本業を続けている以上、生活が今すぐ困るわけではない。それは分かっている。それでも、動き出してみると「早く結果を出したい」という焦りだけがどんどん膨らんでいく。フリーランスという働き方への憧れも、始める前より確実に強くなった。だからこそ、この漠然とした焦りは厄介だ。

今日も案件を物色して、応募文を書いて、送信して。面談が決まればスケジュールを調整して、話して、また待つ。実績がないから受からないのか、それとも他に理由があるのか。原因すらまだ分からないまま、同じことを繰り返している。

それでも、まずは実績を一つ。それだけを目標に、明日もまた2件応募するところから始めようと思う。

いったい、いつになったら脱出できるのだろうか。

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